1.集中力を身に付ける最高の訓練とは

「全ての人に対して、その人の良いところを見出すこと」
この習慣を身に付けることが、集中力を磨くための最高の訓練!!
人は誰でも魅力的なところや、優れた能力を持っているもの。
それらを見出せるようになれば、自ずと集中力を向上させることになるでしょう。
どういうこと?
他人の長所を発見することと、集中力を磨くことって何の関係があるの?
よく意味がわかないですよね。
説明させていただきます。
目の前に居る相手の良い面に目を向けるということは、その人を勇気付けるということだけでなく、自分自身の為にもなります。
良い面を真似すれば、自分自身のレベルアップにもつながるからでしょうか?
もちろんそれもありますが、集中力を身に付けるという点では、もっと大きなメリットがあります。
人には、自分が与えたものが自分に返って来る返報性のルールというものがあります。
集中して何かを成し遂げようとする時に、一番の大敵となるのが、孤独感や不安。

 

2
不安な気持ちや、深い孤独感は、何かに集中する力を弱めてしまうでしょう。
そんな時に必要なのが、誰かからの励ましや支え。
多くの人からの応援の言葉や支えがあることで、不安を消し去り、孤独感に打ち克ち、集中した状態を保つことが出来るのです。
だから、人から支えてもらい、応援してもらえる人間に、自分自身がなっていなければなりません。
そうなるためには、まずは自分が一人でも多くの人を勇気付け、励まし、“会うと元気になれる”と感じさせる人間になることが大切。
他人の良いところを発見する習慣を身に付ければ、相手も自分も元気が出ることがわかります。
元気の湧き出て来る高揚した思いが、自分にも返ってくるからです。
この元気が、少々困難な壁が目の前に現れた時に、乗り越えようとする集中力を引き出すことになります。
自分一人の力で集中力を高める訓練はいくらでもあるでしょう。
ですが、人からの励ましや支え以上にエネルギーが湧き出て来るものは無いのではないでしょうか?
どんな人と接する時でも、その人の魅力や優れた能力を見つける訓練を重ねること。
これが結果的に、集中力を高める最高の練習になるでしょう。
何らかの夢や目標を成し遂げるために、日々意識して過ごすことをおすすめします。

 

3
季節の変わり目は、どうしても注意力が散漫になり集中力が低下してしまいます。
しばらく、集中する力を高めるという点についてお話しさせていただきます。

 

 

 

2.なぜ人は集中出来ないのか

一つのことに集中したいが、どうしても出来ない。
そんな時の行動を振り返ってみて下さい。
目線をあちらこちらに動かしてみたり、頻繁にスマホをチェックしていませんか?
何事にも一点集中する力を身に付けるためには、「体のコントロール方法」を身に付けなければなりません。
心と体は常に深くつながっています。
体の動かし方は、人の精神状態にも大きな影響を与えます。
例えば、一冊の本を読み終えるまで読書に集中したい時などは、読書に必要な動き以外は出来るだけ起こすべきではありません。
疲れない椅子にしっかり腰かけ、出来るだけ体の動きを少なくするなどの工夫が必要。
スマホが気になり、手や指を動かしてしまうと、あっという間に気持ちも本から離れてしまいます。
誰かとお話している時などでも同じです。
人の出入りが激しいお店などでは、どうしても人の動きが気になり、目線を動かしてしまいがちです。
目は脳の出先機関と言われるほど、目の動きはそのまま精神状態につながります。
キョロキョロと目を動かすだけで、あっという間に目の前の人の話に集中出来なくなってしまいます。

 

5
ここまでは、誰でもご理解いただけるでしょう。
高い集中力を保つためには、まずは環境を整えることが最も大切。
いくら自分自身の精神状態をコントロールしようとしても、環境から受ける影響力には人は逆らえないものです。
しかし、
そうは言っても、カフェで誰かとお茶している時など、環境を整えることなど出来ない。
そんな時はどうすれば良いのでしょう?
目の前の人の話を、しっかりと集中して聞くコツは無いのでしょうか?
それがあります。
出来るだけ集中力を乱す刺激を避け、目前の人の話に集中するコツ。
それは、
“自分が話す時にはゆっくりと話す”
これを意識してみて下さい。
ザワザワとしたカフェなどで、周囲の人の話によく聞き耳を立ててみて下さい。
多くの人は自然と早口になっていませんか?
早口になると、人は呼吸が早くなります。

呼吸が早くなると、自律神経の働きも乱れ、頭は常に高速で回転し続けてしまいます。

 

6
例えるなら、車のアクセルを踏みっぱなしで猛スピードで走っている状態。
車の運転をする人ならわかると思いますが、こんな時に助手席の人の話に集中出来るでしょう?
全く、人の話は頭に入らないはずです。
他の車の動きや道路標識が気になり、常に意識はあちこちへと向いてしまっているでしょう。
運転に集中していると言えば、集中力を発揮している状態と言えるかも知れません。
ですが、この状態では同時に人との会話を楽しんだり、音楽を聞いたり、オーディオブックでの学習などには全く集中出来ないでしょう。
キョロキョロと目を動かし、早口で話していると、頭の中は車を猛スピードで運転している時と同じような状態になってしまいます。
自分の体をコントロールするのに精いっぱいになってしまって、他のことには意識が向かなくなるのですね。
話す時にはゆっくりと話すことを心がける。
それだけで、自然と呼吸も深くゆっくりとしたものになります。
呼吸が落ち着くと、自律神経の働きもバランスが取れた状態になり、体のコントロールに必要以上に意識を取られることはありません。
そのため、目の前の人の話にも集中することが出来て、有意義な時間を過ごすことが出来るようになるわけです。
人は集中出来ない時には、様々な感情に囚われてしまいます。
嬉しい気持ちも、悲しみも怒りも、感情は人の集中力を低下させます。

 

7
また、感情は姿勢や行動、目の動きからも大きな影響を受けるもの。
独りで集中したい時には、出来るだけ姿勢や行動、目の動きを乱さないようにして、呼吸を整えること。
人と話をする時には、ゆっくりと話すことを心がけること。
この点を意識して訓練を積むことで、高い集中力を身に付けることが出来るでしょう。
今日、人と話す機会があれば、意識していつもより少しゆっくり話すことをおすすめします。
夏から秋に変わる今の時期は、最も集中力を乱してしまいがちな時期。
集中力を高める方法を、次回以降もお伝えさせていただきます。

 

 

 

3.集中力を鍛えるエクササイズ

様々な情報が溢れ、なかなか集中力が続かない日常で、何か一つのことに取り組むためには、余計な考えを全てシャットアウトすることが大切。
自分の考えをコントロールするためには、まずは自分の体をコントロール出来るようになる必要があります。
集中力を鍛えるためのエクササイズを、これからいくつか紹介させていただきます。
今回、お伝えさせていただくのは、
“座ることに集中する”
ゆったりした椅子に座り、出来るだけ体を動かさないように意識してみましょう。
そんな簡単なこと、と思いますか?
ところが、実際にやってみて下さい。
なかなか体を動かさないでじっと座っているのは至難の業です。
無意識に、全身のあちらこちらを動かしてしまうのではないでしょうか?
この体を動かしてしまう無意識の動作が、人がなかなか一つのことに集中出来ない原因。
筋肉を動かすと、そこに対応する脳に信号が伝わります。
その信号が思考にも影響を与え、余計な考えが浮かんでしまい、集中出来なくなるのです。

 

9
リラックスした姿勢で5分ほど座ることに集中してみましょう。
この間、じっと座ることにだけ意識を集中させて下さい。
最初はこの5分間が、かなり長く感じられると思います。
しかし、毎日訓練し慣れてくれば、体を動かすことなく座っていられるようになるので、少しずつ座っている時間を長くしてみましょう。
ポイントは、苦痛を感じるような姿勢で座るのではなく、一番心地良いリラックスできる姿勢を見つけること。
色々と意識しながら、体を動かすことなくじっと座るエクササイズを続けていると、とても心地良く感じられるようになって来ます。
15分くらい集中して座ることが出来るようになれば、かなりの集中力が付いていると実感できます。
このエクササイズを行い、心地良くリラックスして座ることが出来るようになったら、試しに本でも読んでみましょう。
驚くほど集中して読書できるはずです。
体の無駄な動きが集中力を低下させてしまうので、その動きを出来るだけなくす訓練をすることが大切。
ぜひ、試してみて下さい。

4.今すぐ集中力を高めたい、それなら!

集中力を高めるためには、日々の訓練が必要です。
そのための一つが、昨日お伝えさせていただいた、座ることに集中するエクササイズ。
無駄な動きを減らし、15分ほど座っていられるようになると、自然と高い集中力が身に付きます。
しかし、そんな悠長な事は言っていられない。
今日集中してやらなければいけない仕事があるが、どうしても集中出来ない。
そんな時にはどうしたら良いのでしょう?
今すぐに集中力を高めるための方法の一つ。
“自分の腕にだけ集中してみて下さい”
全身の力を抜き、無駄な動きを無くす方法は、多くの人はすぐには出来ません。
ならば、腕にだけ意識を向けてみましょう。
・水を入れた小さめの透明のグラスを用意し、指でつかみます。
・そのまま腕をまっすぐに伸ばして下さい。
・目をグラスに向けると、水がゆらゆら揺れているのがわかるでしょう。
・この揺れを減らすことを意識して、腕を動かさないように集中して下さい。

 

11
やってみると、ちょっとした意識の変化と共に水が揺れ動くのがわかると思います。
また、腕を制止しようと思えば思うほど、余計に揺れてしまうのではないでしょうか?
ここでのポイントも、やはり腕から無駄な力を抜きリラックスを心掛けること。
5分ほど続けてみれば、何となく水の揺れを少なくするコツが掴めて来るでしょう。
完全に水面を制止させる必要はありません。
あまり揺れなくなったと感じる程度で十分です。
片方の腕で何となくでもコツが掴めたら、左右の腕を交替して行なってみましょう。
腕を制止させることに集中出来たら、そのまま、他のことは一切考えず、仕事や作業に取り掛かってみて下さい。
集中力が格段に上がっているのが感じられると思います。
なぜ、このエクササイズで集中力が上がるのか?
腕から指先にかけての動きは、脳の働きに大きな影響を及ぼします。
簡単に言えば、腕から指先の無駄な動きを無くすことで、脳の働きを必要なことに集中させることが出来るからです。
ちょっとしたことですが、大切な仕事や作業に取り掛かる前に、5分から10分ほど時間を使って集中力を高めておくと、思った以上の効果が得られるもの。
誰でもすぐに実感しやすい方法なので、ぜひ試してみて下さい。

 

5.目標実現のための日々の訓練

強い意志を持ち、高い集中力を保つためには、日々の訓練が大切。
集中力を高めるために、長期的な視点で行うエクササイズの一つを紹介します。
・まずは、机を前にして椅子に座りましょう。
・両手を握り、親指を外にし、手の甲を下にして机の上に置きます。
・左の拳に意識を集中させ、ゆっくりと親指を伸ばして下さい。
・次に人さし指をゆっくり伸ばし、中指、薬指、小指と伸ばします。
・今度は小指から順番にゆっくりと親指まで曲げて、また拳を握ります。
・この動作を左右交互に、5回ずつ行います。
退屈なトレーニングですが、しっかり集中して行なってみて下さい。
余計なことは一切考えずに、ただ指の曲げ伸ばしだけに集中する。
時間にすると短時間ですが、実際にやってみると、様々な雑念が過るのがわかります。
雑念が過るたびに、特に薬指や小指は曲げ伸ばしがし難くなるのが感じられると思います。
何の意味があるのか、よく解らないと感じるエクササイズかも知れません。
難しい話は省きますが、指を動かす筋肉をコントロールすると、脳が活性化され高い集中力を発揮出来るようになります。

 

13
こういったエクササイズは、メカニズムについて知るより先に、実際に体験してみることが大切。
何事にも徹底的に取り組む姿勢で、毎日欠かさずに行えば、数か月後には驚くほど集中力がアップしていると感じることが出来るでしょう。
ビジネスや勉強などでは、同じ時間だけ同じ行動をしていても、どうしても結果を出せる人と、思うような結果に繋がらない人にわかれてしまいます。
能力の違いがある事は否定出来ませんが、大きな差が付くのはむしろ集中力の差。
高い能力を持ち、毎日のように長時間努力している人でも、意識があちらこちらに散らばってしまう人は、何をやっても結果が出ません。
一方で、一点集中して物事に取り組める人は、必ず何らかの結果を出すものです。
それは、誰でも感じていることでしょう。
にもかかわらず、集中力を高めるために日々訓練を続けている人は、少ないのではないでしょうか?
だからこそ、毎日少しずつでもエクササイズを行えば、長期的に見て、人とは違う結果が出せるようになります。
あまり働いていないように見えるのに、何故か生活に余裕がありそうな人。
誰もが認める成功者などは、みんな自分なりの集中力を高めるトレーニングを、毎日欠かさず行っているようです。
ただ、その方法はシンプルで、あまり面白味が無いものがほとんど。

 

14
なので、多くの人は真似をしないし、知ったとしてもあまり続けて行うことが出来ないようです。
面白いことや、興味があるものには、人は意識しなくても集中力を発揮することが出来ます。
しかし、何らかの目的を達成するために必要な行動は、あまり面白味を感じないことがほとんどではないでしょうか?
大きな目標を現実に達成してしまう人は、自分の心と体を完全にコントロール出来る人です。
自分をコントロールできるようになると、周囲に居る人たちもコントロール出来るようになります。
高い集中力を身に付けることが出来れば、あなたにとって大切な人に対しても良い影響を与えることが出来るようになります。
多くの人達の協力を得ることが出来るようになると、あなたは自分のやるべきことに、さらに集中できるようになるでしょう。
そうして、ビジネスでも何事においても、大きな目標に近付くことが出来るのです。
私のお伝えしているエクササイズは退屈かも知れませんが、試しにやってみると、意外なほどすぐに効果が感じられると思います。
大切なのは、一時的に効果を感じただけでなく、毎日続ける事。
そのために、いつでもどこでも出来る方法を紹介させていただきました。
次回は、お休みの日に行うエクササイズについて、お伝えさせていただきます。

 

 

6.注意力をコントロール

人が持つ五感、嗅覚、視覚、聴覚、味覚、触覚。
この中で嗅覚だけは、脳に直結する特殊な感覚。
あなたにも何かの匂いを嗅いだ瞬間に、何も考える前に昔の記憶が甦って来たような経験はあるでは?
それだけ、匂いは人の脳の働きに対する影響力が強いもの。
つまり嗅覚を鍛えることは、そのまま脳の活性化につながり、集中力を高める訓練になります。
お休みには、日頃行かないような場所に出掛けて、嗅覚に集中してみましょう。
自然の多いところに行ったなら、花や草の香りに集中してみる。
雨が降っているなら、いつもと違う匂いがするはずなので、そこに意識を向けて見る。
何種類くらいの匂いを嗅ぎ分けられるか、試してみると良いでしょう。
次に、その中から一つの香りだけに集中します。
その香りだけを意識して、目を閉じ、耳を塞ぎ、余計なことは一切考えないで下さい。
このエクササイズは、やってみると感じますが、ものすごく疲れます。
脳に大きな負担が掛かっているのが、わかると思います。
一つの香りに集中する訓練は、注意力をコントロールする訓練。

 

嗅覚を鍛えるトレーニングを重ねることで、自分の心をコントロールし、考えを自由に操れるようになるでしょう。
心を自由に操れるようになれば、行動にも迷いが無くなり、あらゆる物事をスムーズに進められるようになります。
嗅覚を鍛えることは、日常の中でも、どこでも出来るので、ぜひ意識して行なってみて下さい。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。